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2005年9月20日 (火)

『Jimmy Smith - Live in Israel』

ジミー・スミスほど生涯トップ・スター(もちろんセールス的にも)の地位に
居続けたジャズ・ミュージシャンは多くない。
日本のジャズ・ファンはあまり彼を評価していないようだが...

56年に Blue Note でデビューし、各年代コンスタントにリーダー作をリリース。
95年の『Damn! (Verve)』が最期のリーダー作となった。
40年間に実に約80枚のリーダ作を生んでいる。

もちろん70年前半代までと比較してそれ以降は、ややもすると不遇であった
かもしれないが、80年以降だけでも15年間で14枚のリーダ作をリリース
しているところをみると派手さはないが、マイルスよりファン層が広かった
のかもしれない。

余談だが、84年3月にNY マンハッタンの「Fat Tuesday」で彼のライブをみた。
100人くらいキャパの店で、客は私達2名と日本人商社マンの3人連れのみ。
登場したジミーは店内を見回し、いきなり「サクラ~♪サクラ~♪」と日本の
童謡を演奏。
いわく「本日は Japan day です。ようこそマンハッタンへ」と。もうヤケクソだ。
その後トリオ編成で45分程度ぶっとうしでプレイし無言でステージを去った。
少し寂しいステージだった。
まぁ、この時かなりの数のライブを見て回ったが、客が入っていたのは
「7th Avenue South」(「Sweet Basil」へ移る前)でのギル・エバンス・
オーケストラと「Blue Note」でのアイアート・モレイラくらいだった。
翌年1月に同じマンハッタンで2回見た、ジャコパスのトリオですら10~20名
程度の入りだった。(後にシリーズでCD化された伝説のライブなのに...)

ともあれ、Blue Noteでのデビゥー以降、60年代にはVerveに移り、60年代末
から次第にファンク色を増す。
72年にはライブの名盤『ルート・ダウン』を残す。

74年から75年にかけて、ヨーロッパとイスラエルのツアーを敢行。

そのときのライブ盤といわれているのが、このイスラエル盤である。

live_in_israel

  『Jimmy Smith - Live in Israel』
   ISRADISC SI 31066 / made in Israel

どのディスコグラフィにもデータがない。
また同内容のUS盤も存在しないので、reissue でもない。
全く不思議なレコードである。

内容は60年代後期のバーブ盤のようなブルージーな曲と『ルート・ダウン』
で聴かれるようなファンク色の強い曲が混在。
なかなかいいデキのレコードである。

でも、拍手はオーバー・ダブのようだ。
60~70年代のアメリカTVドラマでよくある拍手、といえば判っていただけるか?
本当にライブかどうか疑問である。
もひとついえば、本当にイスラエル録音なの?

ライナーにも情報が殆どない。
どなたか本盤の情報をお持ちの方はいませんか???

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