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2005年9月11日 (日)

若松孝二と阿部薫

若松孝二監督作品で、阿部薫が音楽を担当し、しかも1シーンに登場
するというこの映画、存在は知っていたが、DVD化されたということを
知らなかった。

大阪の日本橋に久しぶりに出向き、たまたま入った中古屋で見つけ、
早速購入した。

13『13人連続暴行魔』
新東宝映画である。つまりポルノ映画。
鬱屈した青年が、改造ピストルを作り、次々にレイプ、殺人を犯す。
盲目の少女をレイプしたが彼女だけ殺さない..心が少しだけ変化する。
最後は....
本編は60分。1978年の作品。

内容的には、あまり心にくるものはなかったが、関心はやはり阿部薫だ。
ギター、打楽器、ハーモニカ、アルトなどによるプレイ。
アカシヤもプレイしている。
ラストの「赤とんぼ」は少しだけグッっときた。

abe_kaoru フリー・ジャズも嫌いではないが、阿部薫だけは苦手だった。
聴いていると、ただただ重苦しい。
レコード、CD一切所有していない。


間接的に聞いた話だが、昔、京都にあった某ジャズ喫茶のオーナーが、
「彼は京都に来たらよく泊まっていっとった。ほんまに変わりもんやった」
といっていたそう。
彼の音楽を聴くと確かにまともではないわな。

70年代末というと、フリージャズも70年代初頭ほど熱くはなかったはず。
若松孝二は、ずっとフリージャズを引きずっていたのだろうか。
それとも、単に阿部薫に対する思い入れが大きかっただけなのだろうか?

この映画の数カ月後に阿部薫は鬼籍に入る。
葬儀を仕切ったのは若松孝二である。

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