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2005年10月 6日 (木)

『白木秀雄 - 加山雄三の世界』

白木クインテットは、フロントが日野皓正(tp)、村岡健(ts)らに替わり、よりシャープ
かつモダンな演奏へ進化する。
65年にベルリン・ジャズ・フェスティバルへ日本人として初出演、高評価を獲得。
その翌年以降、世良、栗田に替わり大野雄二(p)、稲葉国光(b)らが加入し、
弾厚作(加山雄三)の作曲集を2年間で2枚リリース。

私はこの2枚の後の白木のリーダー作を知らない。
この2枚がラストの作品なのだろうか?
(白木は第二集リリースの5年後、39歳の若さで鬼籍に入っている)

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(左) 『加山雄三の世界 - 東芝 TP-7135』
   1966 release
   白木秀雄(ds)、日野皓正(tp)、稲垣次郎(ts)、大野雄二(p)、稲葉国光(b)
    A1 バイオレット・スカイ 
    A2 レージー・ドライビング
    A3 君の瞳の蒼い空
    A4 スウィーテスト・オブ・オール
    A5 君のスープを
    B1 霧雨の舗道
    B2 ブーメラン・ベイビー
    B3 恋は紅いバラ
    B4 うるわしき乙女達

(右) 『加山雄三の世界 第二集 - 東芝 TP-7169』
   1967 release
   メンバーは 『加山雄三の世界 - 東芝 TP-7135』と同じ
   ただし、一部の曲に杉本喜代志(g)が参加
    A1 旅人よ
    A2 二人だけの海
    A3 まだ見ぬ恋人 
    A4 ハロー・スージー
    A5 マイ・ジプシー・ダンス
    B1 サン・セット・ザ・ハーバー
    B2 フォー・オクロック 
    B3 アイ・フィール・ソー・ファイン
    B4 スリーピング・モンスター
    B5 心の海

加山雄三の作曲能力について、とやかく言うつもりはない。
彼の作品で歌謡スタンダードとなり歌い継がれている曲は少なくない。
有能な作曲家である。
だが、この2枚は手放しでほめられる内容ではないと思う。
演奏そのものは悪くないし、曲によってはファンキー・テイスト溢れるものや、なかなかの
ジャズ・ロック・ナンバーもあり、そこそこ楽しめるのだが、全体的に”イモっぽい”という
感じが否めない。(私的な感想ですが...)

一時期、クラブシーンで人気があった(?)のか、再発の編集盤『ブーメラン・ベイビー』
まで結構な価格で取引されていたようだ。
内容的にはSABAでリリースされたベルリン・ジャズフェスでのライブ盤のほうが一枚上
であろう。

ところで、このレコード、11月末に2in1のCDで再発されるようだ。
同時にテイチクの「祭の幻想」も7年ぶりにCD化されるそう。

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