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2005年10月 4日 (火)

『白木秀雄 - リサイタル』

今日も白木秀雄。

50年代前半、秋吉敏子、守安祥太郎などにより始まった日本での
ビバップの動きが進化し、58年あたりから、邦人ジャズアルバムも
少しずつモダンジャズ・アルバムがリリースされるようになる。
しかし、まだスイング、ムードテイストが圧倒に多い。

58年のある月のスウィング・ジャーナルに、油井正一が当時キング
レコードでアルバム・プロデューサーをしていた久保田二郎に、こう
言ってやったと書いている。

  「ムーディなものばかり企画するのではなく、モダンジャズの
   レコードを作ってくれ。」

白木秀雄が自分のレギュラー・クインテットを結成したのが1958年。
これがそのレギュラー・クインテットのファースト・アルバムだと思う。
(58年にキングにオールスター・メンバーでのリーダー作あり)

shiraki_hideo_ricital
 『白木秀雄 - リサイタル』
  東京キングレコード LKF1051  10inch
  rec @産経ホール  1959年


想像していたより、モダン・テイストは少し薄い。
また、リサイタル(当時はこう呼んだ)での収録であるがゆえか、
録音もう一つである。
但し、熱気は充分に伝わる。
本当にジャズコン・ブームだったのだろう。

本盤は70年代に12inchで再発されている。
たまに見かけることもあるので、音源はまだ何とか入手できるのでは
ないだろうか。

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コメント

凄いコレクションですね。もしかして古谷充の『Funky Drivin'』(TEICHIKU)とかもお持ちでしょうか?

投稿: TEMPO | 2005年10月 4日 (火) 22時19分

残念ながら『Funky Drivin'』は出会えなかったです。
古い邦人ジャズアルバムは、当時あまり売れていないでしょうから、なかなか難しいですよね。
私はたまたまeBayで知り合った元米軍関係者(日本の基地勤務経験者)からまとめて数枚譲ってもらった幸運にも巡り合い、一時頑張りましたが、良いものに出会えるのはマレですね。
ついでなので60年前後のものをもう少し紹介しようと思ってます。

投稿: MOJO | 2005年10月 4日 (火) 22時43分

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