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2005年10月14日 (金)

『弘田三枝子 - Miko in New York』

miko_in_ny
  『ニューヨークのミコ - Miko in New York』
   日本コロンビア JPS-5072
   released 1966


弘田三枝子(vo)、Billy Taylor(p)、Ben Tucker(b)、Grady Tate(ds)
 A1. Right here right now
 A2. Sunny
 A3. Lazy lovin
 A4. Ramblin rover
 A5. I'm comin' home baby
 B1. I wish I knew how it would feel to be
 B2. The message
 B3. Flying home

弘田三枝子は、1965年7月に渡米し、“ニューポート・ジャズ・フェスティバル”に出演した。
彼女は61年にデビューしているので、4年後に海外のジャズ・フェスへ出演するという
ことは、当時所属していた「ナベプロ」のチカラの入れ方も大きかったのだろう。
とにもかくにも彼女はこの年、ウェスやコルトレーンと同じステージに立っているのだ。

出演後は、勉強のため約1ケ月、ニューヨークに滞在することになる。
このときのレッスン・コーチは、ジャズ・フェスでの伴奏も担当したベーシストのベン・タッカー。
かなり厳しいレッスンを消化したのち、ベン・タッカーの薦めもあり、ジャズ・アルバムを
録音するはこびとなった。
バックは上記のピアノ・トリオ、歌伴としては最高のメンバーだ。

私のもつ弘田三枝子のイメージは、「かなり大きな癖をもった歌い方」というものであった。
(いわゆる「ヴァケイション」のイメージ)
だが、このアルバムでは、別人のようにしっとりと、しっかりとジャズ・ナンバーを歌い
こなしている。(少し癖が出るところもあるが....)
特にスキャットで歌うA5 "I'm comin' home baby"は秀逸。
彼女はこれを録ったときは、まだ10代!!
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美空ひばり、江利チエミ、松尾和子、沢たまき...
日本の女性シンガーがジャズを歌ったアルバムを
いろいろ聴いたが、これがベストかもしれない。
(青江三奈が93年にリリースした「The Shadow Of Love」もよかったが.....)

今年になって、これの前後の彼女のジャズ関連アルバムはCD化された。
肝心のこれが70年代以降再発されていない。
CD化を強く望む一枚だ。

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『弘田三枝子スタンダードを唄う』 (original release 1963)
『弘田三枝子・LIVEこれくしょん』 2in1 (original release 1966 *1 & 1969 *2)
 *1: 66年のものはアメリカから帰国後のジャズ中心のライブを収録
 *2: 69年のものは、R&Bカバーのライブを収録

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コメント

『MIKO IN NEW YORK』、つい先日入手しました!!!グッドタイミングで掲載されていたので思わず書き込んでしまいました。忙しくてまだ聴いていませんが明日にでも聴こうと思ってます。ところでこのアルバムって別ジャケでも出ているのでしょうか?

投稿: TEMPO | 2005年10月14日 (金) 22時34分

正確なリリース時期は覚えていませんが、確か70年代の後半にLPで再発されています。

投稿: MOJO | 2005年10月14日 (金) 23時03分

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