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2005年11月 8日 (火)

『Lightnin' Hopkins - Lightnin' in New York』

初めて買ったブルースのレコードがこれ。

lightnin_in_ny
  『Lightnin' Hopkins - Lightnin' in New York』
   CANDID CJM-8010   rec 1960



jazz_life当時、同じCANDIDレーベルの「JAZZ LIFE  (CJM-8019)」を日本盤で
持っており、これに収録されているライトニンの"Black Cat"を気に入って
いたので探していた。
とはいえ、当時は中古屋なんて少なく、今はなき大阪の「LPコーナー」に
日本盤(CBSソニー盤)が4800円なんてとんでもない価格で出ていたのを
指をくわえてみていた。

1984年2月から3月にかけて約4週間、ニューヨーク・マンハッタンに滞在する機会があった。
ライブも、かなりの本数を見たが、それ以上にほぼ毎日、時間を作って中古屋を巡った。
買った枚数は約100枚、帰路、全部手持ちで機内に持ち込み、CAに嫌な顔された。
この滞在は、後にレコード・ジャンキーとなるキッカケになってしまう。

レコード屋巡りを始めて直ぐに、ブロードウエイと50丁目あたりの角にあった某中古店で
「Lightnin' in NewYork」を発見。
値札を見ると$99.99とある。当時のレートは200円弱。
「2万円てか!! ふざけるんじゃねぇ!!!!!」
Blue Noteの1500番台も幾度となく遭遇したが、手が届かない。全部パス。
NYは世界一レコードが高いのではないかと思うぐらいの値段だった。
この年の秋にオープンした大阪の名店「MUSIC MAN」では、Blue Noteのいいところ
( ソウル・ステーションやデビス・カップなど)を当時18000円で売っていた。
これでも高いと思ったのに、NYはそれ以上、破格に高かった。
もちろんリーズナブルな店もありましたが...

滞在中の、とある日の夕方、チャイナタウンで飯でも食おうと、キャナル・ストリートを
歩いていると、路上でレコードを売っているブラザー二人組に遭遇。
畳一枚分程度の布を敷いてレコードを6枚ほど並べている。
横には段ボール3箱分のレコード持っていた。
箱を漁ってみると殆どがジャズのレコードであった。
3箱目から「Lightnin' in New York」が出てきた。
値札を見ると$29.99とある。
買えない値段ではないが高い。
しかも、この値札、しょっちゅう覗いてた某中古屋のもの。
どうやらパクってきたものを売ってるようだ。
他にもショーターのジュ・ジュ、ハッチャーソンのハプニングスCANDIDのブッカー・リトルが
お眼鏡にかなう。(値札は$19.99~$29.99だったと記憶している)
片言の英語で粘りに粘り、全部で$40まで値切り購入した。
キャッシュを受け取るとそそくさと店じまいをして走り去ったところをみると、もう少し値切れた
かなとも思ったが....
この後、某中古屋の値札の付いたレコードを4枚、ハダカで持ったまま、チャイナタウンで飯
喰って、セブンス・アヴェニュー・サウスでギル・エバンス・オーケストラを聴いた。
こっちが万引き犯に思われるのではないかと内心ビクビクしながら....
この日の記憶は鮮明に残っている。

ともあれ、この盤、昨日書いた「Mojo Hand」と同時期の録音。
久しぶりに聴いてみたが、なかなか好調でいいデキである。

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