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2006年8月25日 (金)

中村誠一、大森明

暑さにやられて食欲がない。
テッチリならと思い、ミナミの馴染みの店へ向かう。
クーラーがガンガン効いているなかでナベを食うのはなかなかいいものだ。
気分よく食事を済ませ、松竹座裏の「TOP RANK」へ久しぶりに顔を出す。

「おっ、久しぶりやなぁ。また何か貸せちゅうのか?」
「ちゃうわ。田中武久のCD買うたら、ライナーに"音源は「TOP RANK」提供"、
 とあったから、チョット寄ってみよかと思ってな。」
「田中はんも持っとるらしいが、盤が悪いらしいてな、俺のほうが未だマシや
 ちゅうことになったんや」
「なかなかええアルバムやん。久しぶりにトリオ盤を最後まで聴いてもうたわ」

てなことからバカばなしばかり。

「松尾和子のCD買うたで。しかし、お前に作ってもらったやつの方が音がええわ」
「CD出たら秘蔵盤でなくなってもうたなぁ。ゴンザルベスのブーチャキもLPで
 出るし...またおもろそうなもんあったら作ってくるわ」

とか、

「なぁなぁマスター、最近、なんかおもろいもんないかぁ..」
「ないなぁ...レコードセールに顔は出しとるけど、何も買うもんないわ。
 しゃぁないから、マイルスのDVDを何枚か買うたけど、音と画像の質が両方
 ともええちゅうのがないなぁ。」
「コレクターズDVDはしゃぁないで。最近俺もクラーク&ボランとかマイルス
 のワイト島とか手に入れたから、焼いて持ってくるわ」

とか...取り留めのない話しばかりである。

「そりゃそうと、中村誠一のTBM盤をCDにしようや。貸してぇな。」
「"Adventure In My Dream"のことかいな。それやったらCDみつけたで。」
「CDが出てんの。それやったら簡単やな。ついでに大森明のレイ・ブライアント
 とやっとるCDも貸して」
「何や、結局なんか持って帰るんやないか」

ちゅうことで、今日、CDR落しとジャケのスキャンをしながら2枚とも
聴いてみた。

Adventure_in_my_dream

 『中村誠一 - Adventure In My Dream』
    TBM 53、 Rec. Sep 1975


山下洋輔トリオ脱退後、渡米する 前に製作された、セカンド・アルバム。
バリバリと吹く中村のテナーがバツグンである。
彼のプレイはそう多くは聴いたことがないが、これがベストではないかと思う
くらいの好演盤である。
板橋のピアノも力強い。
何とか正規盤のCDを手に入れたいものだ。
(LPは結構あるみたい、TOP RANKのマスターは何故か3枚も持っている。)

Back_to_the_wood

 『大森明 feat. Ray Bryant - Back to the wood』
  日本コロンビア(Denon)、Rec. Oct 1986


以前「TOP RANK」で聴かせてもらい、好印象を持っていたのだが、少しガッカリ。
でも、1曲目の「BACK TO THE WOOD」はとても良い。
小気味よくリズムを刻むバッキングを背にしてよく歌っている。
きっとこの「BACK TO THE WOOD」を聴いて好印象を持っていたんだろう。
後はボッサ風の「JULIN」がまぁまぁか。

これは1曲目の「BACK TO THE WOOD」を聴くアルバムである。
(なんだか寺島調だなぁ...イヤだイヤだ)

この大森さん、「TOP RANK」に来たことがあるそう。
たまたまこのCDをかけてたら、
 「これ、私ですわ」
と名乗られて、無理から(?)ジャケにサインをして帰ったそうだ。

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