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2006年10月26日 (木)

『Phyllis Marshall - That Girl』

大木金太郎が逝ってしまった。
ガキのころ、プロレス小僧だった私は大木金太郎が一番好きだった。
町内に当時の日本プロレスの常宿があったため、年に2回程度
やってきて、いつも私たち子供を可愛がってくれた。
肩車をしてくれたり、頭突きの相手をしてくれたり....
リングではとても怖い彼が、我々を相手にしてくれたときに見せて
くれた人懐っこい満面の笑顔が忘れられない。
ご冥福をお祈りします。

◇  ◇  ◇  ◇

先日の藤井盤に続き、日本シリーズを見つつ、CD化をしたのがこれ。
(あ、そうそう、日ハム優勝おめでとうございます。いいチームになったもんだ)

Phyllis_marshallPhyllis_marshall_label 

 『Phyllis Marshall - That Girl』
  Canada Columbia FL-314, 1964


カナダで歌手、TV女優として活躍した人らしい。
1921年生まれだそうだから、このアルバムを作ったのは43歳のときか。

歌は決して上手くないが、スタンダードを丁寧に歌っている、なかなか味わい
のあるアルバムである。
なんといっても、Buck Clayton、Buddy Tateの2管がフロントのクインテットの
バッキングがすばらしい。
このバッキングがなければただのクズ盤だっかたも。

なぜかカナダ盤のみで、アメリカではリリースされなかったようだ。
友人の廃盤店では常連さんに薦めたおしていたので、関西ローカルの一部
ボーカルファンの間では少しだけ話題になったアルバムである。

安ければ買ってもいいかも。(ちなみに、Stereo、Mono両方でてます)

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2006年10月23日 (月)

『藤井貞泰 - Psalm』

馴染みのバーで、取れたての丹波の枝豆(黒豆)を少し分けてもらった。
正直あまり期待していなかったが、粒揃いで味もバツグンである。
昨日の日曜日は思わず酒が進んでしまい、家での晩酌だったにも関わらず、
今日は少し二日酔い気味だ。

二日酔い気味という訳ではないが、今週は少し酒を抜こうかと考える。
できれば週末までは外で酒を飲まないでおこうと。

実はMilesのブートDVDやら、LP、EPと、それぞれ作ろうとして、中途半端に
中断しているものが溜まってきている。
中には人から借りている物もあるもんだから、今週で決着をつけてしまおうと
思っている。
酒を飲まなければ、早く帰宅して、いろいろと溜めているものを消化できる
のではないかと思ったしだい。

手始めにCDRを作ったのがこれ。(これが借り物なんです)

PsalmPsalm_label 

 『藤井貞泰 - Psalm』
 Psalm Records PSA-0001, 1984


藤井貞泰は関西で活躍しているピアニスト。
彼のピアノが聴ける音源は、実は以前に書いた宮本直介のリーダー作
しか手元にない。
たまたま先々週末に寄ったジャズ・バー「TOP RANK」で、マスターのT氏と
邦人ジャズの話をしていたら、「こんなんあるで」と棚から抜いて
見せてくれたのがこのLPだった。

マスターとの話しは概ねこんな感じ。
「邦人ジャズ盤はおもろないのがバレてきたんちゃうか」
「ええのはほんまにすくないわな。」
「しかし関西ローカルもんでおもろいのは特に少ないなぁ。こないだ
 CD化された田中さんのレコードくらいちゃうか?」
「関東方面にはそこそこあるんやけどなぁ..関根のスマイル盤とか
 海ジョニとか...」
「そういやぁ藤井さんのLPがあるわ。本人からもらったやつが。
 こないだのジャズ批評にも載っとったで。」
「内容ええのか?(普通やったと思うで)取り敢えずCD作ろか..」

というわけで初めて聴いたのだが、普通ですな。というか少し退屈。
訥弁で素朴な感じのピアノやなぁ、というのが第一印象。
録音しながらだったんで最後まで聴いたが、先日CD化された田中さん
の盤が数段上ですな。

私自身、リスニングの傾向に波(サイクル)があるので、暫く経過して
再聴するとまた違った感じ方をするかも。
(最近はファンク系のものか、キツメのピアノばかり聴く傾向なので)

ということで、作ったCDは速攻でラックに収納した。

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2006年10月22日 (日)

『Japan Jazz All Stars - From Japan With Jazz』

先週、JRAよりハガキが届き、年内に一度も投票しないとパソコン投票権が
消滅するとのこと。
そういえば、去年の有馬記念以来買ってない。
土曜日からスポーツ新聞を買って、予想をたてようと頭をひねったが、
普段全く競馬をしていないせいか、腹が決まらない。
なんせ3冠がかかっている馬がいることも、土曜日に知ったくらいだから...
結局、適当に5頭をピックアップして200円づつ3連複を買ったのがお昼ころ。
午後から買い物に出かけ戻ってきたのが16時頃だったので中継を観れず。
どうなったんだろうとネット度確認すると、きてるじゃぁないですか。
2万円程度のうきであるがありがたい。
昨年の有馬に続き、無欲の勝利っていうとこか。
これまた昨年同様、浮いた分だけCDを発注する。
少しだけいい気持ち。

  ◇   ◇   ◇   ◇

先日より、秋吉敏子のレコードをすこしずつ聴いている。
今日ピックアップしたのがこれ。

From_japan_with_jazz_1From_japan_with_jazz_2 
  『Japan Jazz All Stars
               - From Japan With Jazz』

   日本コロンビア, PS-1126-N ,1964


1964年に日本で開催された「第一回ワールド・ジャズ・フェスティバル」で来日
していた、秋吉敏子、ポール・チェンバース、ジミー・コブをリズムセクションに
迎え、松本英彦、宮沢昭、日野皓正、原田忠幸らを入れ、レナード・フェザー
監修で作られたアルバムである。
出来がそこそこだったので、少し後にアメリカでもリリースされている。
Vee Jayで出た金閣寺のジャケのやつですわ。

大編成、コンボ、トリオと複数のスタイルでプレイしており、どれもなかなか
いい出来である。
ベースとドラムがいいせいか、レナード・フェザーがよかったのか、敏子からみ
のアルバムではトップクラスの出来ではないだろうか?

このあたりを再発すればいいのになぁ....

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2006年10月14日 (土)

秋吉敏子の朝日ソノラマ盤

THINK RECORDSの邦人ジャズ盤リリースもネタ切れなのかなぁ...
というか、邦人ジャズ盤そのものが”もう一つ”ちゅうのがバレて
きたというほうが正しいのかも?

以前にも少し書いたが、一時期、60年代前後のものをシャカリキに
なって探していた時期があった(キッカケはWAVEの再発と澤野さん
が探してたのに触発されたことだった)が、手に入れるたびにため息
を漏らすことが多かったのが事実。
正直言って、打率は3割あるかないかだったと思う。

内容がよくバンザイしたのは、白木秀雄の数枚程度。
ジミー荒木と古谷充は音源は確保したがオリジ盤には出会えなかった。

ガッカリの代表は日本コロンビアの秋吉敏子トリオ。
キングの『旧友に会う』や先日CD化されたビクター盤も、「まぁこんな
もんか..」と思うのは私だけではないはず。

そういえば、八木正生の「プレイズ・モンク」も発売当時としては
評価できるのかもしれないが、モンクのモノマネをされてもなぁ..
というのが正直なところだった。

でも、バリバリのレコード・ジャンキーをやっていたころは、必死で
集めましたわ。
1950年代後半のスイング・ジャーナルまで手に入れて、リリース情報を
確認しながら一心不乱でしたな。


てなことを考えながら、邦人ジャズ盤を整理をしていたら、秋吉敏子の
ソノシートに目がとまる。

Toshiko_sonorama_1Toshiko_sonorama_2 
(左)a 朝日ソノラマ 別冊 1961.3.30発行 

(右)b 朝日ソノラマ 昭和36年4月号 1961.3.21発行


 秋吉敏子(p)、ジーン・チェリコ(b)、エディ・マーシャル(d)

  ・黄色い長い道 a
  ・箱根のたそがれ a
  ・木更津甚句 a
  ・ディープ・リバー a
  ・ソルベージ・ソング b

LP化(TAM)もされたし、CDでもリリースされたので、音源的には珍しく
ないはず。
そういえば、この朝日ソノラマ盤(a)も最近オークションでもよく目にする。

Toshiko_sonorama_cd_1Toshiko_sonorama_tam_1
(左)『秋吉敏子リサイタル』 CD キング K28Y6219

(右)『黄色い長い道』 LP TAM YX-4056


内容の記憶が殆どないので、聴いてみるかとなる。

ん~ん...びみょうやねぇ...やはり曲かなぁ...
ノーマン・グランツに引っ張られ、最初に録音した10インチとか、
ヴァーブの『Many Side Of Toshiko』なんかは、結構イケてるのになぁ。

彼女も言ってたように、「何か個性を!」ということで、試行錯誤して
いたころの作品なんだろうが、正直ちょっとしんどい。

でもやはり、なんといってもNO1の邦人ジャズマン。
秋吉敏子は何故か気になってしまう
この朝日ソノラマ盤や、キングの『旧友に会う」などは廃盤となって
長いので、そろそろ再発してもいいんじゃないかなぁ...

そういえば...
20年程前に大阪の「ロイヤル・ホース」という小さなクラブで彼女の
ビッグバンド(詳細は失念したがクラーク・テリーとか大御所=爺さん
だらけのメンバーだったはず)を聴いた時には、ほんまにゾクゾクしたっけ。

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2006年10月10日 (火)

『小野リサ - Jambalaya, Bossa Americana』

相変わらず出張続き。
東京に横浜に名古屋にと日帰りばかりだ。
移動というものは本当に疲れますな。
おかげさんで、本を読む時間と音楽を聴く時間には恵まれますが...

3連休はしっかり休めたが特に予定もなく、土曜日は大阪をブラブラ。
夜はお約束でミナミでがぶ飲みとなる。

久しぶりに立ち寄った知り合いのバーでかかっていたのがこれ。

Ono_risa_jambalaya

 『小野リサ - Jambalaya, Bossa Americana』



一曲目が「Jambalaya」で二曲目が「Country Road」。
2曲を聴き終えたたあたりで、なかなか良いなぁと思い始める。

マスターに
 「今かかっているのだれ? 日本人でしょ。」
と聴くと、
 「小野リサやわ。」
と答えながらジャケを見せてくれた。

そういえば、小野リサの声ですわ。
英語を母国語としている人ではないと判ったが、小野リサは直ぐには
頭に浮かばなかった。
英語ばかりで歌ってたので「だれやろ?」と考えたしだい。

調べてみると、今回のアルバムは "American Traditional"ばかりを
英語メインでやっているとのこと。

小野リサは何を聴いても同じに聴こえる(私的にですよ!)ので、CD1枚しか
持っていないが、このアルバムはもう一度聴いてみたいと思い、即発注。

移動中に聴くのは、この手のものが一番。

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