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2006年11月26日 (日)

『Big Jay McNeeley - Plays a R&B Concert』

先週、友人の廃盤店店主からレア盤の入荷の知らせをもらう。
早速出かけてブツをおがませてもらった。

Bigjay_savoy_10inch_1Bigjay_savoy_10inch_label_1 
 『Big Jay McNeeley -
  Plays A Rhythm And Blues Concert』


  Savoy 15045, rec.1948-49

こんなものに心をふるわせるジャズ・ファンは殆どいないと思うが、
BIG J 大好きの私としては、なんとしても聴いてみたかったものの
筆頭であった。

元々R&B系のホンカーにはあまり興味は無かったのだが、随分前に
件の友人の店で、BIG J のFederal盤(12inch)を聴かされ、瞬間、
心をわしづかみにされる。
この時に聴かせてもらったブツは既に行き先が決まっているとのこと
だったので、その後必死で探すこととなった。
何とかそこそこの額でそこそこの盤を入手したのが確か6~7年前か。

主に1940年代から50年代初頭に活躍した人なので、SP盤ばかりで、
LPはFederal盤の12&10inchと70年代?のWarner盤だけと思っていた。
(ちなみにUSでは何故か曲数の少ない10inch盤のほうが高く、
 M-程度で$1000overもするんです)

Bigjay_federal_10inchBigjay_federal_12inch_1  

  Federal盤
 (左が10inch、右が12inch)


ところがどっこい、昨年eBayでこのSavoyの10inchを発見。
そこそこの(実は結構スゴい)Bitをしたが、reserve not met。
どうやらreserve priceが$800程度だったようで、落札されぬまま
消えてしまう。
やはりこの手のR&B系のアメリカ人相場には勝てんなぁ...と意識
から消えかけていた時に今回の知らせをもらったしだい。

以前の自分であれば、
「ナンボや、買うで、ワシのもんやぁぁぁぁぁ」
とわめいていたところだが、今回は
「頼むから聴かせて」
とおとなしいものである。
ついでに、資料としてスキャンも取らせてもらう。

内容的には、彼のベストであるFederal盤には少し劣るが、
お約束のブリブリバリバリブリバリブヒブヒボヒョ~である。
タイトルからも実況録音を装っているが、オーディエンスの歓声
はオーバ・ダブに間違いないだろう。
但し、音が大きくなったり小さくなったりするので、ひょっとしたら
ステージでの録音かもしれない。
マイクの前を行ったり来たりしているようにも聴こえるんですわ。

友人所有のディスコグラフィで調べるとSavoyのSP盤4枚分のようだ。
これで他のマイナーレーベルの買取音源という疑念も消える。
(discographyを信用すればの話だが...)

SP盤を聴くと歓声がオーバー・ダブかどうかも判るんだがなぁ。

(実は早速eBayをあたると、SP盤が$13程度で出てるので悶々...)

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2006年11月24日 (金)

『Cream - Whisky a Go Go』

先日、友人と最近行ったライブの話をしていた。

「こないだのクラプトンはなかなか良かったけど、やはりクリーム時代の
 バリバリ弾いているほうがええなぁ」

なんてことを言っていたら、後日、今回のクラプトンの大阪公演の
ライブ音源(11月12日分)とクリームの1967年の「Whisky a Go Go」
でのライブ音源を持ってきてくれた。
(この友人、同い年の音楽好きであるが、ターゲットはプログレ。
 Boot音源を中心にコレクションしている男である。)

最近話題のファイル交換ソフトで拾ったとのこと。
なんとCDジャケまで一緒に入っている。
しかも、クリームのライブ盤は「市中に出回っている海賊盤(プレスCD
らしいが...)は音が悪いのでリマスターしました」なんていう音源
までころがっていたらしい。
海賊盤音源をリマスターするってか!!
その中には色々な人がいるもんですなぁ。

昨日の休日に早速、クリームの海賊盤CDRに焼いて堪能する。
もちろんジャケも作る。

Cream_whisky_a_go_go_frontCream_whisky_a_go_go_back 

 『Cream - Whisky a Go Go』
  rec. 1967.9.4


オーディエンス録音とのことだが、音質はマズマズ。
荒っぽいプレイやMCの間に聴こえる"ジーー"というPAノイズなども
かえって迫力を感じさせ、ライブの臨場感タップリで、67年ころ録音
された音源の海賊盤としては大満足である。
ジャケ写も最高!

やっぱりクラプトンはクリーム時代がええなぁ。

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2006年11月16日 (木)

"怒れる人"の笑顔

昨日はクラプトンのライブの後、軽く食事のつもりが結局痛飲。
今日は、早めに帰宅し酒をぬくことにしたら暇を持て余す。
しょうがないので、CDR化する音源を物色しようと、EPの箱を漁っていたら
こんな物が目にとまった。

Charles_mingus

 『Charles Mingus - Things Ain't What Used To Be』
  UK Philips BBE12453 (EP)


『Charles Mingus - Mingus Dynasty (Columbia)』に収められた2セッション
のうち、片方のセッションの3曲のみをピック・アップしたUK盤である。
モンクやバードと同様に、様々な逸話を残すジャズ・ジャイアンツの一人。
彼の発した音楽からも、"怒れる人"という呼び名のイメージが強い。

少し調べてみるとこのセッションは1959年の11月。
この年の春には同じColumbiaから『Mingus Ah Um』をリリースしている。
60年代に入って、Eric Dolphyがバンドに入ったり、自身二つ目のレーベル
「Candid」を興したりで、"怒れる人"のイメージが定着していく。
1959年は、"怒れる人"となっていく前夜というタイミングであろうか?

だからという訳ではないだろうが、ミンガスには珍しい笑顔のポートレート
である。

随分以前に手に入れたものだが、もちろん買うキッカケとなったのがこの
ジャケだった。

ジャケをニヤニヤながめつつ、久しぶりにミンガス・バンドがプレイする
エリントン・ナンバーを楽しんだ。

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2006年11月15日 (水)

クラプトン in 大阪

Clapton_osaka_1





エリック・クラプトンのライブへ行ってきた。

何度目の来日かよく知らないが、やっとタイミングが合い、初めて
生クラプトンをおがめることになった。

3ギター編成でなかなかゴージャスなステージ。
御大のソロもタップリでクラプトン節を満喫。

他の2人のギターもなかなかスゴい。
世の中にはゴッツ巧いやつがいるもんや。
一緒にいった友人に聞くと、一人はDEREK TRUCKSでオールマン・ブラザース
のオリジ・メンバー BUTCH TRUCKSの甥だそうだ。
スライド・ギターばかりだったが、ひょっとしたら一番巧かったのかも。

前半は最近のナンバー、途中生ギターでのブルース・セッションを挟み
後はお約束のヒットパレードでアンコールは「クロスロード」。
ほんまによかったですわ。

クラプトンはやはりブルース・マン。
もう少し小さな小屋で聴けたらええやろなぁ。

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2006年11月 1日 (水)

セシリオ & カポノ in 大阪

Cecilio_kapono






Cecilio & Kapono のライブに昨日行ってきた。
場所は Blue Note Osaka、願ってもないサイズの小屋である。

73年のデビュー以降、70年代に3枚のアルバムをメジャー・レーベルでリリースし、
その後はハワイでノンビリと活動していた彼ら、殆ど意識の外となっていた
ミュージシャンだったが、昨年、馴染みのバーで2003年のライブ盤を聴いてから、
ハワイのローカル・レーベルでリリースされたアルバムを片っ端から手に入れ、
しばらくヘビー・ローテションで聴くようになっていた


Blue Note Osaka でライブがあると聴いて、件のバーのマスター(ちなみに同級生
で元サーファーでかつハワイ・フリーク)と彼の友人の女性二人(これまた同級生)と
 「絶対いくでぇ~」
ということになり、繰り出したしだい。

会場に入ると年齢層が高いことに驚かされる。ほぼ同世代ばかり。
70年代後半に青春時代を送り、C&K や Eagles などに心を奪われていた世代だろう。
スタート早々から涙ぐんでいる女性もいて、Cecilioが思わず声をかけるということも。
そりゃぁ色々思い出しますわな、多感でガキだった頃のことを。
私自身も思わず心を揺さぶられました。

とにかく、たまらないライブだった。
バッキング・メンバーは一切なしでギター2本のみ、でも良かったなぁ。
あのハーモニーは健在、二人とも30年前から変わってません。
「Night Music」、「Friends」、「Sunflower」、「Sailin'」...おなじみの
ナンバーばかり。
CecilioのオチャメなMCも印象的だった。

いろんな要素が入った(S&Gの影響やcountry tasteや、もちろんHawaiian...etc)
彼らならではの音楽。
最近流行りの言葉でいうと『島唄』というところかな。

あ~ぁ、なんだかハワイに行きたくなるよなぁ

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