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2007年10月29日 (月)

『Julio Frade - Musica En Serio』

先週後半は久しぶりに泊まりの出張。
水曜日午後に横浜に入り、ガチャガチャと一仕事&食事を終え
広尾のホテルへ。
木、金曜日は飯倉、芝あたりでの仕事でスケジュール目一杯。
広尾のホテルにしたのは"夜は楽しむ"という目的もあったんだが、
結局仕事でヘロヘロになり、昔馴染みと会食が精一杯。

金曜日は仕事の合間に東京タワーあたりを歩く。
こんなに近くで東京タワーを見たのは何十年ぶりだろう。
小学生の頃に来たきりだったはず...
思わず展望台行きのチケットを買ってしまう。
15分程度の滞在、あいにくの雨模様で視界は悪かったが、いい気分転換
となる。

飯倉、芝、霞が関あたりをウロウロするのはほぼ10年ぶり。
なんだか新鮮でいい感じであった。

Roppongi_hillsTokyo_towerAt_tokyo_towerShiba_park_zohjohji   







  左から、
  ・ホテル前から望む六本木ヒルズ
  ・改装中の東京タワー
  ・東京タワー大展望台より眺める地上  
  ・東京タワー大展望台より眺める芝公園、増上寺

  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇

2泊3日の出張ということで、いつもどおり買ったはいいが未聴の
CDを数枚iPodへ入れて出かけた。

その中の一枚がこれ。

Julio_frade

 『Julio Frade - Musica En Serio』



以前、一度だけオリジ盤に遭遇したことがある。
「わりとモダンなプレイやで、でも地味やわ」ということだったので、
その際は内容を聴くまでに至らなかった。

某ショップのサイトでCD化を知り早速入手してしだい。
 (一度目はディスクが空で届き、返品・交換してもらう。
  南米プレスということで納得。
  しかし、買ってしばらくして開封してたら、返品対応して
  くれたかどうか..
  買ってばかりでラックの肥やしにしている現状を少し反省)
 
で、内容である、

南米人(リーダーはウルグアイ人だそう)特有のフレーバーは当然ながら
あるのだが、全般的にモダンなプレイである。
スタンダードでは「スイングしなけりゃ意味がない」「サマータイム」、
「ナイト・アンド・デイ」、「ジョージア・オン・マイ・マインド」
なんて選曲なんですわ...オーソドックスです。

全般的にゆるい感じのプレイに終始。
選曲のせいもあって、ややもするとラウンジっぽい感じになるところもある。

どちらかというとジャズ・スタンダードより、ジョビンとかピアソラらの
曲をプレイしている時のほうが少しキラッと光ってますな。

1973年の録音だそうである。

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2007年10月19日 (金)

アラン・トゥーサン in 大阪

Allen_toussaint アラン・トゥーサンを聴いてきた。

 元祖ニューオリンズ・ファンク。
 キャリア・スタートは50年代。
 ミュージシャンというよりプロデューサー、
 メロディ・メーカーとしての活躍が
 大きい人である。

Southern_nights彼のリーダー・アルバムとしては、やはり70年代半ばの『Southern Nights』が
ベストでしょうね。
よくよく思い起こしてみると我が家で聴ける音源はこのアルバムだけ。

今回どうしても聴きたいと思ったのは、彼がプロデュースした"Meters"や
彼から多大な影響を受けた"Dr.John"、"The Band"、"Little Feet"らが
My Favorite Musician & Bandであるからだ。

今回は彼のピアノの他、ベース、ドラム、テナーのカルテット構成のバンド。
まぁともかく、ニューオリンズ・ファンクど真ん中 といったプレイである。
いい意味で「ユルく」、「枯れた」感じがエエ味だしてます。
終始、身体が動きっぱなし。ライブはこうでなくちゃね。
しかも、ラスト(アンコール前)に代表作の"Southern Nights"をしっとりと
した弾き語りで持ってくるなんざ、ツボを心得たニクい演出だ。

終演後、握手をしてもらった。
すごくゴツイ手だ。
人懐っこい笑顔で「Thank you!!」と言われ、ジーンとくる。

とても気持ちのいい一夜であった。

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2007年10月12日 (金)

"THE QUARTET"

The_quartet "THE QUARTET"と銘打たれた
 ホール・コンサートに行ってきた。

ハンコック、ショーター、ロン・カーター、
ジャック・ディジョネットによるカルテット
のライブだ。

マイルスの黄金期(この人、殆どの活動期間が黄金期だったけど...)を
支えたビッグ・ネームが久ぶりに揃うということで、本当に楽しみに
していたライブである。
ドラムがトニーだったらなぁ というのは贅沢すぎるわな....

定刻に4人揃ってステージに登場。
ハンコックのMCが少しあってプレイがスタートすると約2時間ノンストップ。

初っぱなが「So What」。
ハンコックのピアノイントロから例のベースラインが始まって一気に
引き込まれる。
繊細かつアグレッシブな往時と変わらぬハンコックのプレイに思わず
にやけてしまう。

曲が終わりうっとりしてると間髪入れず2曲目スタート。
「Maiden Voyage」である。
今まで聴いたことないパターンでのプレイだ。
4人が4人とも壊れ物を扱うかのようなハラハラとした重厚な音を紡ぐ。
スゲーじゃねぇか、じぃーさんたちよぉ!!

そのあとはゲップが出るほど美味しい彼らの持ちネタ曲ばかり。
半分が『マイルス・デイビス・クインテット・マイナス・ワン』という
感じ(マイナス部分がでかすぎるが)で、残り半分が『ブルー・ノート
新主流派オール・スターズ』という感じである。

中程でプレイした「Two Bass Hit」でのロン・カーターのベース・アレンジ
なんてまるでマイルスのアルバムを聴いてるようなんだもんなぁ。

リズム隊は往時を彷彿とさせるすばらしいデキ、予想以上であった。
ショーターは少し体調が悪かったのかも。
足も悪そうだし、しぐさを注視してると右上の歯が調子悪そうに見えた。
でも調子悪いなりにも彼独特のスピィリチュアルなフレーズは健在。
大満足である。

ハンコックが67歳、ロンが70歳、ディジョネットが65歳、最年長の
ショーターが74歳だと知って少しビックリ。
そりゃそうだよなぁ、4人とも生は今回が初めてではないが、何れも
以前に観たときから20数年以上経過してるのだから....
自分の年齢から考えても当然の年齢だ。

プレイ中のショーターを観てると、前にお目にかかったステージが
よみがえる。
同じホールで、同じ立ち位置、立ち振る舞いまでがまるで同じだ。
ただ、前回はハンコックの位置にザビヌルが、ロンとディジョネットの
位置にジャコとピーターがいたんだよなぁ....

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