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2008年7月23日 (水)

『Paul Grabowsky 3- Contact Sport Midnight Waltz』

我が家にはパソコンが2台あるんだけど、内1台のディスクトップPCのCドライブ
の容量がパンパンになってきた。
5年ほど前にセットアップした際、20Gあれば大丈夫と思っていたが、多くの
ソフト、修正パッチのインストールを繰り返した結果、もう余裕が10%を切る
状況となる。
「パーティションマジック」なるソフトを使えばCドライブを拡げることが
可能とのことだが、わざわざ買うのも勿体ないし、最近動作が安定しないこと
もしばしば発生していたので、この連休中することもないので、思いきって
再インストールすることに。

しかし面倒くさいですな。
ソフト&修正パッチを入れ再起動を繰り返すこと十数回、あっという間に数時間経過。
データのバックアップも入れて、約半日つぶしてしまうことに。

おかげさんでサクサク動きますわ..と思いきや、ためていたCD&DVDコピーで
エラー続出。結局、パソコンそのものがそろそろアウトなのかもな。
ノートPCが約10年(OSはwindows2000!!)で、ディスクトップPCが約5年経過。
思い切って買い換えようかなぁ...(ていうかこんな古いPCよく使ってるものだ)

◇  ◇  ◇  ◇  ◇

PCセットアップ終了後に(不安定ながらも)CDに焼いたのがこれ。

Paul_grabowskyPaul_grabowsky_label 

 『Paul Grabowsky Trio -
       Contact Sport Midnight Waltz』

  RST Records ST8501

オーストラリアのピアニスト(というより音楽家/コンポーザーとしての仕事の
ほうがメインなのかも)、Paul Grabowskyのファースト・アルバム。
彼は80年~85年ころミュンヘンに滞在したようで、この1stは85年にドイツで
レコーディングし、ドイツ盤(たぶん...)でアナログLPとしてリリースしている。

クラッシック・ピアノがベースにあるせいか、オーソドックスで生真面目な印象。
結構唄う箇所もあるんだけどノリノリといえず、また繊細かつキリリとした部分も
あるが当方の琴線をかくほどでもない、という感じである。

とはいえ、ピアノトリオ盤としては平均水準以上のデキ。
ピアノトリオ・ファンには歓迎される盤だと思う。

今日現在、友人の廃盤店にも1万数千円で在庫がある。
「誰も買ってくれへん」とぼやいてる。
レア度&内容からいえば結構リーズナブルな価格だと思うのだが、あまり紹介されて
いないブツは皆またいでしまうのか....
2ndの『Six By Three』(CD)に5万前後も出すくらいなら(最近のヤフオクでの価格、
廃盤CD相場に疎い当方は心底ビックリしました)、こちらを先に手に入れるほうが
良いのではつくづく思う。

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2008年7月21日 (月)

『Java Quartet - Slumber For Nordic Wonder』

しかし暑い...たまりません...

せっかくの3連休だけど、外出すればいらん出費もかさむことだし....
ということで、エアコンフル回転で家でゴロゴロしながら音楽でも聴くか ということに。

いざレコード&CDラックの前に立っても、何故か聴きたいと思うものがない。
考えるのも面倒くさい..イーグルスかドゥービーかなぁ...と思ったが、どうも気分
がしっくりこない。

で、テレビをつけてしばらくザッピングするが、これがまた呆れるほど面白くない。

「やっぱり音楽やなぁ...ファンクでも聴くかぁ...」と再びラックの前に。
10分ほどああでもないこうでもないと悩んだ挙げ句、ようやく選び出したのがこれ。

The_java_quartet_1The_java_quartet_2   『Java Quartet -
   Slumber For Nordic Wonder』
  A Dharma Records Production  DHR001
  Aussie issue


手元にあるオーストラリア盤CDのうち、最初に入手した数枚の中の一枚。
同時に手に入れた、Judy Bailey や Paul Grabowsky や Joe Chindamo よりも、圧倒的に
気に入った盤である。

とにかく一曲目のデキの良さに尽きる。
ていうか、実はこの曲だけ図抜けていいんですわ...(私的にですよ)

テナーのJason Cooneyの吹きっぷりと楽曲のエキゾチック感がバツグンである。
『Boom-Jackie-Boom-Chick』の一発目や『Tubby's groove』の一発目"Tin Tin Deo"と同じ
くらいカッコいいと感じるのは私だけだろうか?

このコンボ、ベースのMichael Galeazziが自作の曲を発表する媒体として1994年に結成。
何度かのメンバー入れ替えはあったようだが、2005年までに5枚のアルバムをリリース
している。

この盤は第一作目である。


資料によると、コンボを結成してから直ぐに、地元の大学の教室を借りてMichaelの楽曲で
レコーディング・セッションを繰り返していたところ、録ったもののデキが思った以上に
良かったのでアルバムとしてリリースすることになったとのこと。

CDの作りからみても、自主制作に近かったみたい。

現在、本盤含め4タイトルが手元にあるがが、残念ながらこの曲以上のものはない。
(他が駄作という訳でないですよ。そこそこのデキです)

聞いたところによると、この曲の立役者 Jason Cooneyは2枚目の『Glow』の後、脱退し
プロ・ミュージシャンからも足を洗ったそうである。
実にもったいないことだ。

Java Quartetは、1997年にモントルー・ジャズ・フェスティバルに出てるくらいだから、
欧米あたりでは紹介されているようだが、残念なことに、日本には彼らの情報は殆ど
入ってないと思う。
今日現在でもこのコンボを知っている日本人は殆どいないでしょう。
正直言って私自身もこのCDを手に入れるまで全く知らなかった。

オーストラリア盤には、この他にも殆ど紹介されてない好盤があるので、また別途紹介
できればと....いつになるか判りませんが...

ちなみに、この第一作目は手に入れるのは難しいかもしれないが、2作目以降はたまに
見かけるのでまだ入手可能だと思う。
最近、3rdがeBayに出てたし、友人の廃盤店が2ndを500円でヤフオクに出品していたし...

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2008年7月16日 (水)

『Mats Gustafsson - Mats G plays Duke E』

うひゃっ....前回書いてからもう3ケ月も経ってたんだ...

特に仕事がムチャクチャ忙しかった訳でもなかったんだけど、正直いって
この期間、家でレコード・CDを聴くことが全くなかった。
ぽつりぽつりと買っていたCDは、もっぱら週末の買い物に出かける際に
車の中で聴く程度。
こんなに長期間、家で音楽を聴かないてなことは過去になかったかも。

そんなこんなで久しぶりに家で聴いたものがこれ。

Mats_gustafsson_front_cover_2Mats_gustafsson_back_cover_2Mats_gustafsson_label_3 





 『Mats Gustafsson - Mats G plays Duke E』
  QBICO EPSILON no#
  recorded: April 8, 2008 by Olof Madsen at Blue Tower Studios
  Mats Gustafsson- tenor sax and live electronics
  In a sentimental mood / I never felt this way before / Come Sunday /
  Blue goose / Sophisticated Lady

友人の廃盤店に数枚入荷し、即売れした盤である。
自主制作で、100数十枚程度のプレス。(とはいえ、きっと200~300枚は作ったはず)
この盤の制作にはイタリアのベテラン廃盤ディーラーであるロベルト・カステリが絡んでいた
ようで、彼経由で入荷したそうだ。
  (ちなみに私はこのカステリからBlue BogeyのTempo盤EPを購入するなど、昔はずいぶん
  お世話になりました。まだレコード・ディールもやっているそう)
 
Mats Gustafussonなる奴はフリー系のミュージシャンという程度の情報しか持ってなかった。
私でも存在を知っているくらいだからその筋ではそこそこメジャーな奴なんだろう という程度。

少し前、友人の店のURL上の日記でのアナウンスに「125枚限定プレス」だとか「...plays
Duke E (エリントン・ナンバーをプレイしてんのか??)」なんて記載があったものだから少し
そそられる。
一度聴いてみたいなぁと思ってたところに、くだんの友人から「CD化してくれ」との連絡が。
買ってくれたお客さんからCD化して欲しいと要望があったとのこと。
願ったり叶ったりである。

まずはジャケと盤のつくりから、
プレーンの白ジャケに表はMatsの写真、裏は簡単なライナー(というかデータのみ記載)を
四隅をテープ留めで張り付けているだけ。
盤は片面だけのカッティング(トータルで20分程度の収録)でレーベルは両面とも張り付け
ているが、なんの記載もない。
呆れるくらい、とてもチープなつくりである。

肝心の内容は、
針を落とし1曲目を聴き始めると、エリントン・ナンバーをメロディもそんなに崩さずテナーで
熱くプレイ...「おっ、なかなかやんけ!!」と思ってたら、電気の道具(詳細は判りません)を
使った音になり、ノイジーなプレイに変貌。
2曲目以降は殆ど電気で加工されたノイズ・ミュージックといった感じだ。
プレイそのものにはMatsの "気" といったものが感じられ、面白いと感じる面もあるが、
やはりフリー系のプレイであり、トーン、メロディ、リズム感は万人に受け入れられるもの
ではないだろう。

運良く(?)、今回友人の店で購入した人はどう感じただろうか?
Matsがフリーのリード・プレイヤーと知って買った人は問題ないと思うが、コレクター心を
くすぐられ手に入れた人はビックリしただろう。

まぁしかし、どうやらMatsは Peter Brotzmannや大友良英などの共演のみならず、なんと
Sonic Yoothともやったことがある、旬なミュージシャンのようである。
今後の活躍如何では、将来お宝盤になるかもな。

※ある筋から入った本盤に関する情報
 125 copies ONLY, one-sided black vinyl. 26 copies with paste-on grey covers with
 stamped and signed photo by Mats,numbered from A to Z.99 copies with paste-on
 white covers.

<Mats Gustafsson>
  http://www.efi.group.shef.ac.uk/mgustafs.html

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